サンキの取り組み | 確かな技術力とグローバルな発想 株式会社サンキ

サンキの取り組み

i-Construction

アイコンストラクションで建設生産システムを革命

ICT技術の全面的な活用で
私たちはめざましい進展をみせる測量・建設・ICTを積極的に取り入れ、
業務の高度化・効率化を実現する多角的なサポートを行います。

i-constructionで建設現場にシステム革命を

※「i-Construction」は国土技術政策総合研究所の登録商標です。


2015年11月、国土交通省は建設現場の生産性向上を目的として、ICT技術を活用する取組み
『i-Construction』を推進すると宣言しました。
2016年3月30日には「ICT技術の全面的な活用(土工)」の実施方針が表明され、
3次元データによる15の新基準や新たな積算基準が2016年4月より導入されています。
大企業を対象とする工事では、ICT活用施工を標準化、地域企業を対象とする工事では、
「手上げ方式」(施工者からの提案)を基本的な考え方となります。
土工等の分野について抜本的な生産性向上を図り、全体として技能労働者一人あたりの生産性の向上を目指しています。

  • 測 量

    ドローンや3Dスキャナ
    による3次元測量

    ドローン(UAV)や3Dスキャナによる短時間で面的(高密度)な3次元測量計測を実施。

  • 設計・施工計画

    3次元測量データによる
    設計・施工計画

    3次元測量データ(現況地形)と設計図面との差分から、施工量(切り土、盛り土量)を自動算出。

  • 施 工

    ICT建設機械による施工

    3次元設計データ等により、ICT 建設機械を自動制御し、建設現場のIoT(※)を実施。
    ※IoT(Internet of Things)とは、様々なモノにセンサーなどが付き、ネットワークにつながる状態のこと。

  • 検 査

    検査の省略化

    ドローン等による3次元測量を活用した検査等により、出来形の書類が不要となり、検査項目が半減。

i-Constructionの3本の柱の一つである施工の情報化において、UAV(UnmannedAerialVehicle、無人航空機)を測量に活用することで、従来の3Dスキャナでの測量と比べ効率化に優れ、生産性の向上に寄与します。

国土交通省では、これまでの情報化施工やCIMの取組みを通じ、3Dデータを活用したICT技術の多角的な活用による建設現場の生産性向上を推進してきました。今回、新たに発表された"i-Construction"は、これら従来のICT建設技術を統合し、測量・設計から施工、維持管理に至る建設工事の全工程に幅広く導入・活用しようというものです。土工分野では「起工測量」で3Dスキャナーによる測量やドローン(UAV)で撮った現況写真を元に高精度な3D測量を短時間で行い、得られた3Dデータを「設計」や「施工計画」に活用が可能です。

写真から点群へ変換

デジタルカメラで撮影した画像は、3次元形状復元ソフトを使用して高密度な3次元点群を抽出します。3次元形状復元ソフトとは、空中写真からSfMにより特徴点を抽出して撮影状態を求めるとともに、撮影状態に基づきMVSにより空中写真から高密度に三次元点群を抽出し、3次元形状を復元するものです。